さい帯血を役立てるには

さい帯血を治療に備えて冷凍保存したい場合、民間企業が運営する民間さい帯血バンクに有料でさい帯血を預けることができます。

 

新しい治療へ

アメリカの民間さい帯血バンクに保存されたさい帯血の治療実績を見ると、近年では血液疾患よりも脳性まひ・低酸素虚血性脳症(ていさんそきょけつせいのうしょう)等の脳障害への治療が増加しています。

 

適合率とは

私たちの体は、細菌などの外敵から体を守るため、体内に異物が侵入したと判断すると拒絶反応を起こして攻撃を行います。この時、異物かどうか判断する目印となるのがHLAです。移植では患者さんとドナーのHLAが適合しないと拒絶反応が起きてしまいます。HLAの型は数万通りあり、非血縁者間で一致する確率は数百~数万分の1です。しかし、遺伝的に受け継がれるため血縁者間の適合率は高く、兄弟間は4分の1の確率で一致します。

※ HLA(Human Leukocyte Antigen)―  自他を認識する目印。ヒト白血球型抗原。最も重要な組織適合性抗原(そしきてきごうせいこうげん)の1つ。